欧米化
いつもと違う。
ほんの少しの違和感なんですが、明らかにいつもと違うんです。
一言で言えば、欧米化。
最近、僕の中で欧米化が進んでるようでして、文明開花の音がするんです。
文明開化の音がすると言っても、別に僕の頭がザンギリ頭になったわけではなく、そしてまたこんな小粋なジョークを飛ばしても一体何人の人が理解してくれるのかと言う不安にも駆られつつな感じですが、もっと単刀直入に申しますと、何が文明開化って明らかに僕のウンコの匂いが違うんですよ。
いつもの安心感たっぷりのウンコ臭じゃないんです。
人間ってのは不思議なものでして、いくら汚いと言えど自分のウンコの匂いには愛着があります。それは母を訪ねるために三千里もの道のりをも苦ともしないような再会なわけで、お腹を痛めて産んだ自分のブツだからこその思い入れみたいなものがあります。
ところがどっこい、この日の僕のウンコはまるでそんな感じじゃない。
病院で赤ん坊が入れ違いになったみたいな感じで、血が繋がってるからこそわかる違和感があったんです。
しかしよくよく考えれば、僕の食生活に大きな変化がもたらされたから臭いも変わったのかなぁと思うわけです。
はだしのゲンだか蛍の墓だかは忘れましたが、野菜ばっか食ってたら緑のウンコが出たみたいなノリで、多分肉ばっか食ってたからウンコが欧米化したんだと思うんです。
心なしか、何かウンコからジューシーな香りもしますし。そりゃ純日本人の僕が欧米人のウンコなんて出したら違和感バリバリ覚えるって話しですよ。
何かウンコの臭いが変わったって話しを書きたかっただけなんですが、
こんなダラダラダラダラと駄文と書き続ける自分に驚き。
せっかくウンコに欧米化のメスが入ったので、最後に小粋なアメリカンジョークで締めさせていただきたいと思います。
ある学生が栄養学の期末試験を受けている。
一つの質問が彼にはまったく分からなくて途方にくれた。
質問はこうなっている。
「母乳が持つ4つの優位性をあげよ。」
何を書くべきか?
彼はため息をついた。個人的な経験はまったく活かせない。
突然、彼は母親が昔言っていた事をいくつかを思い出し、彼はにこりとする。
彼は答えにこう書いた。
1.お湯を沸かす必要がない。
2.腐る事がない。
3.いつでも必要な時に手に入る。
まだ一つ答えを記入する必要があった。
彼は赤ん坊の身になって考えようとしたが、まったく役に立たなかった。
そしてまた突然彼はにこりとする。
最後の答えとして彼はこう記入した。
4.様々なサイズの魅力的な容器に入っている。
そういうわけで、日々欧米化の道を歩んで生きたいと思います。